Wednesday, February 22, 2006

オフィスの国際性

さてさて、現在9週間にわたる実地研修としてとある医療系エレクトロニクスの会社で仕事しています。スウェーデンの会社では大抵「フィーカ(Fika)」と呼ばれるいわゆるお茶の時間がありまして、この会社にも10時と15時に社員がキッチン兼居間みたいな大部屋に集まってお茶をします。
この会社は以前いた超・インターナショナルな会社に比べるとスウェーデン色が強いですが、それでも34カ国に輸出しているし、海外拠点もあるし、移民のバックグラウンドを持つ社員も何人かいます。
今日はトルコ系の移民とスウェーデン人二人、私が座って話をしていました。トルコのディストリビューターとウィーンの学会で会うからアドバイスを・・との話からドンドン話は進展しデンマークの戯画の話題から最後は超・微妙な「宗教の話題」になってしまいました。結局やはり、イスラム教徒とキリスト教徒はお互いを受け入れられないというか問題は根深いなと思いました。親イスラムのスウェーデン人もいて、結局お互いを異質なものとして受け入れられればそれでいいのではないかという結論に達しました。話を切り出したスウェーデン人の女性は「オフィスがインターナショナルだと生の声を聞けてとても便利だわ」と言っていました。まあ、確かに。日本の会社ではあまり多国籍の社員が集まって宗教の話をしたりすることはないですもんね。

しかし、私がいつも思うことは・・・「あ~仏教徒でよかった。」 はっきりいって蚊帳の外で助かってます。両サイドが私の意見を聞いてくれるし、実際仏教徒に文句を言う人は少ないんですよねなぜか。