Sunday, April 30, 2006
Valborg
4月30日はValborgsmässoaftonと呼ばれ、スウェーデンの春を告げるイベントとなっています。
(英語のウィキペディアの説明はこちら。)
Valborgという女性が聖者になった日とからしいのですが、所以を知っている人はあまりいないかもしれません、暗くなると大きな焚き火をして、歌を歌って春を喜ぶのがお決まりです。
我が家の近所に大きな空き地を所有する家族があって、大きなキャンプファイヤーを用意してくれました。息子たちも今日は遅くまで起きて空に燃え上がる大きな炎を存分に鑑賞しました。夜ともなるとかなり寒い北欧ですが、春の訪れを祝う炎は体を熱く照らしてくれました。
Tuesday, April 25, 2006
おやすみの絵本
なんだか最近長男(5歳)が大きくなったなあと思うのはやっぱり彼が弟(2歳)の世話を焼き始めたことが大きいかもしれない。この国の防寒服は上下がくっついたスキーウェアのようなもので小さなこどもは自分で脱ぎ着はできないので「ほら、オーバーオール(防寒着のこと)脱がしてあげて」というと(但し、機嫌のいいときとか、その気になったときに限られてはいるが)「こっちおいで」と言って彼を座らせ、ブーツを脱がせ、ちゃんとしてあげてくれる。もう、頬擦りしたくなってしまう。
そして、先週末の次男坊のお昼寝の時間には、「ぼくが本読んであげる」と弟の隣に寝転び、本はまだ読めないのに、長靴下のピッピの本を開き、自分で勝手にストーリーを作り、お話してあげてくれた。
ぎゃ~かわいい!と親バカまるだしでカメラで撮影した自分にちょっと笑ってしまった・・。でも、本当、嬉しいもんです、我が子の成長。
Sunday, April 23, 2006
遅い春の到来
北の果ての国、スウェーデンにもやっと春がやってきました。
上の写真は「Blåsippa(ブローシッパ)」という花で、この国に春の到来を告げる花です。ちなみに英語名はHepaticaだそうです。庭の片隅に見つけました。嬉しかったこと!!
今年は春が来るのが遅かったので庭には既にクロッカスなどの花も咲き始め、芝生が緑になる頃に一斉に花が咲きそうな気配です。ニュースで花屋さんは今年は春の花の球根が売れなくて(あまりに寒く、地面がいつまでも凍っていて埋めれないため、売れ残ったそう)、廃棄処分が沢山出て、かなりのダメージだとか言ってました。
待ちに待った春。皆、外で太陽の光を浴びることに必至です。多少寒くても外でランチしたりします。
子供たちも皆、突然沸いたように外に出て遊ぶようになり、嬉しそうに庭を駆け回ってます。
シャボン玉を追いかけて大喜びの子供たち。
Tuesday, April 18, 2006
イースターの魔女
スウェーデンのイースターはハロウィーンのようです。
子供たちが「ポスクシェーリング」と呼ばれる魔女というか、おばさんに変装して家を訪ねて回り、歌を歌ったり、自分たちで書いたカードや絵と交換に、お菓子をもらうのです。
はい、我が家にも何組か来てくれました。
かわいらしいしょ?
そしてイースターは卵を食べまくります。それから、卵の形をした入れ物に入ったキャンディ類があちこちで売られ、主人の実家の伝統ではサマーハウスの大きな庭に隠された卵を親戚一同が探して走り回るゲームを毎年します。長男はこれが大好き。そして暗くなると、焚き木をし、花火を打ち上げます。
一般的には大晦日かそれ以上といわれるくらい、凝ったディナーパーティが行われる日でもあります。
Tuesday, April 11, 2006
ミルクパッケージ
どうも間があいてすみません、、、
イースター休暇ももうすぐ。(学校は今週は休みのところも多いです。)やっと冬の長~いスウェーデンにも春がやってきました。今年は頑固だった根雪もやっとなくなりつつあり、一斉に花が咲き出すまでもう一歩といったところです。夏時間になったせいで夜8時すぎまで明るいです。
さて、インテリアのことを書いたところ反応が多かったので・・というわけではありませんが、スウェーデンのミルクパッケージが日本で隠れた人気になっていることを知り、ビックリした私は今日は皆さんにそのデザインが可愛いとかで人気のミルクパッケージをお見せしようと思います。
なんとインターネットでパッケージだけで取引されていたりして本当に驚きました。
ちなみに、日本で普通の3%がこちらでは一番濃厚。一番上にある赤いヤツです。緑の丸はエコロジー製品の印。我が家はいつもこれです。
こちらはバター。(マーガリンとバターの真ん中のような製品で美味しいです。)
そういわれてみれば、結構いけるデザイン・・・ですかね?
Monday, April 03, 2006
スウェーデンのインテリア
オフィスの低いソファに深々と座ってふと思ったのですが、今更ながらの気もしますが、スウェーデンではオフィスや病院、学校、はてはカフェまでどうも「普通の家スタイル」のインテリアが全盛のようです。
トレンディなカフェはどこも大きなソファーセットにクッションをいっぱい乗せ、凄いところは屋外にまでソファを出して寒さをしのぐためのブランケットを添えて客を呼んでいます。
ストックホルムで人気の産院など、分娩室はまるでホテルのようで、機械などは全て見えないように壁の中に入れ込んであるのです。歯医者などもまるでトレンディな広告代理店かなにかのような内装で中に入ってビックリしたこともあります。ちょっと探してみましたがあまりいい写真が見つかりませんでしたが、たとえば上のは病院の廊下。
こちらはオフィス。カゴに入っている果物は誰でも取って食べてよいのです。
素敵なカフェとは言いませんが(いい写真がなくて・・)カフェにソファがある雰囲気はつかめますでしょうか?
こういう具合に居酒屋みたいに床に座るタイプも最近あります。なんと赤十字のカフェです。
でもこんな風にくつろぐ雰囲気にするとカフェラテ一杯で何時間もねばられそうな気がするのですが・・・。