Monday, January 30, 2006

宗教とは

少し前にブログ仲間のBambinaさんがダーウィンの進化論とキリスト教の創造説について書かれていたことを思い出す記事を見た。カトリック教国のイタリアで「イエスキリストは教会が考え出した嘘っぱちで教会は国民を欺いた」として教会を相手に裁判を起こした人がいるという内容。
そして最近話題になっているデンマークの新聞がイスラム教の預言者モハメッドの顔を描いたことが引き起こしたイスラム諸国での一大デンマークボイコット運動について。とうとう、デンマークの首相が遺憾を述べ、新聞も謝罪を入れた(記事についてでなく、侮辱したことに対して)そうだが、時すでに遅しのようで各地でデンマークの国旗が焼かれたりしているとか。
日本にいたときには遠いよその国の話だったけれどいろんな宗教が混在するヨーロッパに移住して宗教ってなんだろうと思うことがよくある。基本的には心のよりどころであるはずの宗教が巻き起こす数限りない紛争や災いをみるにつけ、平和とは全く逆の結果を生むなら何のための宗教なんだろう??と思ってしまう。そしていつも無信心にちかい仏教徒でよかった・・なんて思う自分であった。ちょっとセンシティブな話題だったかしらん?