Wednesday, March 15, 2006

キッチンの撮影セット


こういうことを書くと会社からクビになるぞ~といった感じですが、プロモーション用のマテリアルの撮影にとあるフォトグラファーの所に行った際、大きな倉庫をスタジオとして使用していることは普通として、スタジオのキッチンそのものを撮影に使用してしまうところがスウェーデンらしいと思い、携帯カメラで撮影してしまいました。モデルの子供は担当の女性の息子、犬もしかり、おじいさん役は彼女の父親・・とまあ本当に@ホームでプライベートとオフィシャル(仕事)をミックスするスウェーデン人の特性が顕著にでていると思いました。
話はそれますが、スウェーデンでは子供が病気の時は親は有給休暇が取れます。でもどうしても休めないときなど、症状の軽い子供や学校の事情などで休んでいる子供を会社に連れてくる人も当たり前のようにいます。こちらの職場で一番最初に驚いたのは会議室に入ったら膝に小さな子供を乗せている同僚がいて、そのまま子供も会議に出席したときでした。他の同僚も会議中その子をあやしたりして楽しんでいて、日本から来て間もなかった私にはカルチャーショックでした。でもその後はすっかり慣れて自分も赤ちゃんだった次男を胸にぶら下げて取材にでかけ、すると取材先の国会議事堂にまで子供の遊び場があったりしてビックリ。ちなみに私が行っているビジネススクールにまで子供ルームがあります。高い税金と個人主義から女性もみな仕事をしなくてはいけないお国柄ならではの職場事情ではないかと思います。