Saturday, December 24, 2005

God Jul!! (メリークリスマス)

どうもご無沙汰いたしました、、
例年のごとく、義理の両親の家でクリスマスのお祝いをするためスウェーデンの西側にある街に帰省、昨日戻ってきたものの、胃の調子が悪く、ちょっとバテてました。
義理の母は料理上手です。毎年、というか、なにか行事があるたびに子供3人がそれぞれ家族を連れて集まるので最低でも16人分の料理を全て手作りでこなす超人です。クリスマスは先日も書いた、ユールボードですが、最初に振舞われる、茶菓子類はもとより、ニシンの酢漬け、ミートボール、ソーセージ、メインのハム、ゼラチンで固めたチキンなど、添えてあるパンまで手作り!それなのに、なんとも情けないことにこの素晴らしい料理の写真を取り忘れた・・・おろかな私です。
スウェーデンのクリスマスのパーティーにはいわゆるサンタクロース(ユールトムテン)が現れます。イブの朝にはプレゼントがツリーの下に既に届けられているので午後や夜のパーティーにまたサンタが再度登場するという、どう考えてもつじつまが合わないやり方なのです。そしてこのサンタ、各家庭に「ここにはいい子がいるかなあ??」というお決まりのセリフで登場するのですが、彼が現れる瞬間にパパはいつも新聞を買いに出かけているという冗談みたいな状況ができるわけです。これを避けるために近所同士で協力することもよくあることのようです。家の大家族では既に成人した従兄弟がこの役目を担ってくれています。彼は本当に上手で、スウェーデンでサンタの出身地とされるダーラナ地方の方言まで駆使して大演技してくれます。家の5歳の長男はまだ・・信じているように思えますが・・・なんとなく感づいているような気もしました。
毎年同じことの繰り返しですが、やっぱり伝統っていいなといつも思うクリスマスでした。