Thursday, June 08, 2006

イケアで買ったもの

いやはや、どうも更新が途絶えがちで・・・すみません。今日はブログ仲間のフロリダの風さんからのコメントにお応えして・・・。2度目の正直の日本進出も果たしたインテリアの巨人、IKEAのお店に行くと、つい、買わなくてもいいものまで買ってかえってしまうので本当に困りものです。IKEAのビジネスアイデアってそれ自体が非常に画期的でしたが、いまや、世界中に店を構えているまさに巨人なので扱っている品物の量が半端でない。そして品質はまあまあでもデザインと値段で完全に勝負できます。それはいいとして、ここがすごいなと思うのはいろいろな小さなコツというか、トリックで顧客の購買意欲を掻き立てるそのやり方でしょう。

1.買い物袋。通常、買い物籠は店の入り口に積んである。店の真ん中まできて、「あ、やっぱり籠がいるわ」と思ってもまた入り口まで引き返すのが面倒で買うのをやめたりする。だから、IKEAではお店の中のありとあらゆるところに買い物籠(袋)が置いてあり、最初は買わないつもりだった客もつい・・・商品に手をだす。

2.子供の遊び場、安くてもまずくないレストラン、5クローネ(75円)のホットドック。IKEAで一日過ごし、ランチもし、子供も遊ばせて小腹がすいたらホットドック。とにかく長い時間客を店内に留めるコツがいっぱい。すると、やっぱり目に入るものも多くなり、つい商品に手を出す。

3.3ヶ月の返品保証期間。どうしようかな・・と迷っても、3ヶ月という長い返品期間を思い、まあ、とりあえず買ってもって帰ろう・・・ということになる。そしてこの返品保証はかなり簡単で包装があけられていても使っていないなと担当者が判断すればその場で返金される。でも客は返品しに行っても、まあせっかくきたんだから・・とまた別の買い物をしたりする。もちろん、一度持ち帰ると面倒で返品しに行くのをやめてしまうケースもある。

こうやって書くとなにかひどい会社みたいですが、これは単に本当に商売上手だなあという感心の気持ちです。 さて、我々が必要があったわけでないのに買ってしまったのが、上のろうそく立て。鋳物でシンプルでどこにでも合うかなと思わせることとひとつたったの9クローネ(約135円)という値段。つい買ってしまいますよね。



そしてこの布。かなり大きな柄です。新しくできる階段の踊り場というかホールの古い壁紙を変えれるまで時間がかかりそうなので垂れ幕のようにしてこの布で隠そうという魂胆。
でも、やっぱりイケアに行くのをやめるのは難しいです。