Sunday, March 14, 2010

赤ひげ

昨日、スウェーデンのTVで放映していた黒澤明監督の「赤ひげ」を日本語音声、スウェーデン語字幕で見ました。とってもいい映画でした。日本の奥ゆかしい文化が美しく表現されていました。Boも初めて見たようでしたがよかったといってました。とくに結納の場面をみて私たちの結婚式を思い出したそうです。さかんに良かったと言っていました。

同じ日に日本のロボット開発の最先端をレポートする番組を見た後でしたが、こういうちょっとしたことが日本人であることを誇りに思えさせてくれます。特にロボット義手の開発は感動的でした。

海外に住んでいると、一人一人が国民代表のようになってしまいます。先日も日本ではどうかわかりませんが、海外では数多くの賞を受賞し、とても話題になったイルカ漁のドキュメンタリー映画、「ザ・コーブ」のことで、会社で冗談っぽくですが、同僚に「おい、日本人って残酷だな、イルカを大量に殺して港が血で真っ赤に染まっていたよ。」といわれました。クジラとイルカは哺乳類で知性が高いという理由で海外では日本のクジラ・イルカ漁に対してとても批判的です。アニマル・プラネットというケーブルTVのクジラ漁をする日本の漁船を追う番組も人気が高く、漁に対しては非難轟々です。ということで昨日は赤ひげとロボットにちょっと救われた気分でした。