Sunday, March 05, 2006

ヴァーサロペット(Vasaloppet)



今日は3月の第一日曜日、Vasaloppet(ヴァーサロッペト)の日です。Vasaloppetは世界で一番、歴史が長く、距離が長い(90Km)クロスカントリースキーの競技会です。
第82回目の今日は世界30カ国から14796人(完走者)が集まり、90キロの長距離レースに挑みました。登録したのは15800人のでしたので1000人くらいは途中で脱落した・・ということでしょう。
今年の優勝者はDaniel Tynell(スウェーデン)、タイムは4.34.09 、賞金は89000クローネ、約133万円。4時間半で90キロを走破したわけです。ちなみにDanielは2002年に続いて今年が2回目の優勝だそうです。ゴールではモーラの伝統民族衣装をまとったクランスクッランと呼ばれる美人に冠をかけてもらいます。
今年の女性のトップはイタリア人、Cristina Paluselli 、タイムは4.59.24 でした。
テレビで中継を見ていたら、日本人のShunsuke Komamuraという人が第3区間をトップで走っていてビックリしました。結果は残念ながら43位だったみたいです。(こういうのが全てインターネットで見れる!)
このVasaloppet, 第一回は1922年でしたが、名前の元になったこのレースのアイデアは1521年、デンマークの支配下にあったスウェーデンでノルウェーに向けて逃走中だったのちの国王、Gusutav Vasa(グスタフ・ヴァーサ)を助けるため、Mora(モーラ)からSälen(セーレン)までスキーを履いて追いかけた二人の若者の90キロのレースに由来するそうです。
このVasaloppetはスウェーデンの誇りでもあり、色んなエピソードがあります。毎年、参加者に振舞われるブルーベリーのスープ、今年は55,000リットルだったそうです。
ちなみに私の旦那さまも一度チャレンジしたことがあり、真ん中くらいで完走したそうで彼のちいさな自慢の種になってます。

Wednesday, March 01, 2006

雪の中のコンクリート打ち


スウェーデンで家を建てると驚くことがいっぱいあります。
何よりもビックリしたのは冬のしかも雪が舞う中(実際は時折吹雪のごとく降っていました・・)のコンクリート打ち。現役時代、ゼネコンで現場担当していた建築士の私の父がよく、「また雨が降ってコンクリ打ちができない・・」とか嘆いていたのを思い出し、大雪の朝、集まった業者たちが平然と予定通り、準備を進めているのを見て少々パニック。彼らに確認したところ、「朝、ちゃんとコンピューターで調べたから大丈夫。」とかなんとか気温と湿度なのか何なのかは不明だが、コンピューターにデータを入れて確認したとのことだった。それでも内心、「こいつらマジかよ~」と思ってました。


窓の外には巨大なコンクリート車。


ここで注目!外気温はマイナス4度!!


このゴーストバスターズみたいなオジサンはコンクリートを打つところを風で飛ばして掃除してます。
足の下には電気、上下水道、ガス、セントラル掃除機用のパイプ、床暖房用チューブとありとあらゆる配管が・・


黄色のお兄さんがドロドロとコンクリートを流し、もう一人のお兄さんがミキサーみたいなものでかき混ぜながらペッタンペッタンと手際よく表面を整えていく・・・。

ここで大事件!
追加のコンクリートを運んできた車が溝にはまって全く動けない状態に!車が重いのでどうしようもない!!


丁度よかったとばかりにパワーショベルのお出まし。押してみる・・・けどダメ。


押してもだめなら引いてみなということで、垣根の一部を掘って外に出たパワーショベルが前から回り込んでひっぱってやっと脱出できました。
めでたしめでたし・・・。 (掘り起こされた垣根は元に戻されました。やれやれ・・。)
とまあ、こういう風に北国での工事は気候に関係なく執り行われるのでした。

Tuesday, February 28, 2006

Semla (セムラ)



ブログ仲間のBusukeさんの記事にもありますが、キリスト教国ではイースター前の断食の季節に入るのだそうです。今日は告解火曜日。スウェーデン語ではFettisdag(Fat Tuesday)とも言われます。断食の前に力いっぱい食べましょうということでスウェーデンではFettisdagsbulle(Fat Tuesday Bans)とも呼ばれるSemla(セムラ)というカルダモン入りのバンズに甘いアーモンドペーストをはさみ、たっぷりクリームを乗せたものを食べます。
昔はこの告解火曜日だけに食べたそうですが、今では1月から3月までの間、ベーカリーやカフェなどで売られています。毎年コンクールもあってストックホルムの各ベーカリーのオリジナル・セムラを食べ比べてどこのセムラが一番美味しいかが競われます。
実は私もこのセムラ、大好きです。クリームはあまり甘くなく、中のアーモンドペーストと混ぜていただくと・・・最高です!
Wikipediaに英語ですがいい説明がありますのでご興味のある方はご覧下さい。

Monday, February 27, 2006

子供のしつけ


自分が子供の頃を思い出してみても、父親に叱られたことは殆どといってない。まして手を上げられたことは全くない。私が育った家では子供を叱るのは母親の役目だった。母がよく「私は憎まれ役だから・・」なんて言っていたことを思い出す。
そして、自分の子供を持った今、我が家では子供を叱るのは父親の役目になっていることに気が付いた。主人がスウェーデン人だからだろうか?アストリッド・リンドグレンの「いたずらっこエミール」でもエミールを大声で怒鳴りながら追いかけるのは父親の役目でないか!
でも実際のところ、これはもう、どちらが子供のしつけに熱心かにかかっているような気がする。私はどちらかというと「まあ、どうでもいいや」みたいなところがあるが、主人には「子育て」にかなり強い哲学があるような気がする。子供と一生懸命遊ぶのも主人だ。というか、家事よりは子供の相手のほうが楽しいという安易な選択かもしれないが・・。
スウェーデンでは法律で子供への体罰、軽いあざなどの残らない家庭内でのお仕置きも1979年より前面禁止されている。だから、子供のしつけはもっぱら口頭。「怒鳴る」が最高のお仕置きだ。
こちらに来たときはそんなんで大丈夫か?と思ったが、5歳の長男は父親に叱られることをとても恐れているので今のところ効き目はあり。
いずれにしても私はこの役目を主人が負ってくれているのを非常に有難く思っている。そういえば主人の家族は彼と彼の父と兄が3人とも同じ怒声で子供を叱っているといって笑っている。そうか・・「血」なのかもしれない!

Wednesday, February 22, 2006

オフィスの国際性

さてさて、現在9週間にわたる実地研修としてとある医療系エレクトロニクスの会社で仕事しています。スウェーデンの会社では大抵「フィーカ(Fika)」と呼ばれるいわゆるお茶の時間がありまして、この会社にも10時と15時に社員がキッチン兼居間みたいな大部屋に集まってお茶をします。
この会社は以前いた超・インターナショナルな会社に比べるとスウェーデン色が強いですが、それでも34カ国に輸出しているし、海外拠点もあるし、移民のバックグラウンドを持つ社員も何人かいます。
今日はトルコ系の移民とスウェーデン人二人、私が座って話をしていました。トルコのディストリビューターとウィーンの学会で会うからアドバイスを・・との話からドンドン話は進展しデンマークの戯画の話題から最後は超・微妙な「宗教の話題」になってしまいました。結局やはり、イスラム教徒とキリスト教徒はお互いを受け入れられないというか問題は根深いなと思いました。親イスラムのスウェーデン人もいて、結局お互いを異質なものとして受け入れられればそれでいいのではないかという結論に達しました。話を切り出したスウェーデン人の女性は「オフィスがインターナショナルだと生の声を聞けてとても便利だわ」と言っていました。まあ、確かに。日本の会社ではあまり多国籍の社員が集まって宗教の話をしたりすることはないですもんね。

しかし、私がいつも思うことは・・・「あ~仏教徒でよかった。」 はっきりいって蚊帳の外で助かってます。両サイドが私の意見を聞いてくれるし、実際仏教徒に文句を言う人は少ないんですよねなぜか。

Tuesday, February 21, 2006

またもやお誕生日


今日は次男坊の2歳の誕生日です。もう、バリバリプライベートな話ばかりで恐縮ですが、この一連の騒ぎが収まったらもう少しまともな記事、書きますのでご了承ください。
うちの子は2歳と言ってもかなり小さく、いまだに赤ちゃんサイズのオムツをしていますが・・。
スウェーデンのデイケア(保育園と幼稚園が一緒のようなもの)では誕生日の子供が他の子供たちにアイスクリームをご馳走するのです。つまり、クラスの人数分のアイスクリームを買って用意して当日に持参するわけですが、今日になって次男の行っているデイケアではなんと26人でお祝いしてくれると聞き、乳蛋白アレルギーの次男用に特別に買った大豆アイスは12個しかない!急いで家に戻って冷凍庫から古くなったミニアイスを取り出してなんとかなりました・・・。会社に遅れるし、(といっても誰にもとがめられませんが)氷点下の気温なのに大汗をかかしていただきました。やれやれ。

Saturday, February 18, 2006

パーティ


主人が15日、息子2が21日に誕生日なので、合同パーティを土曜日に行いました。
家族が集合する予定でしたが、主人の姉家族がインフルエンザでダウン。兄家族と両親のみの参加となりました。と言っても総勢11名。狭い我が家では大変なことです。テーブルに勢ぞろいしてます。
写真は恥ずかしいのでソフトフォーカスしてます。悪しからず・・・。

Wednesday, February 15, 2006

誕生日


今日は主人の誕生日です。スウェーデン式の誕生日のお祝いは朝食から始まります。
そう、ベッドで朝食です。このために私と息子たちは朝の5時半にパパの食事の用意をし、お誕生日の歌を歌いながら朝食とプレゼントを持ってベッドに行進するのです。お誕生日を迎える人はベッドでプレゼントを開け、朝食を食べます。ディナーパーティをするときはそこでもテーブルを囲む人全員が起立してお誕生日の歌を歌います。
私は手抜きをさせてもらい、今日のディナーはレストランで。チビつきでしたがなんとかゆっくり食事できました。ありがたいことです。

Tuesday, February 14, 2006

ヴァレンタインズデー


日本にいたときの2月14日といえばもう大変なものでした。学生時代はもとより、社会人になっても、会社での義理チョコだのなんだのと製菓業界の戦略にまんまと乗らされて、チョコレートの一つくらい買わないわけにはいかないといった状態でした。スウェーデンのヴァレンタインズデーはかなり地味です。恋人同士はカードの交換とか、男性が女性にバラの花を買ったり、夕食をロマンティックにしたり・・・ぐらいでしょうか?でも結局、日本の母から主人への贈り物・・ということでハート型のチョコレート、買いました。Hjärtanとは、ハートのことです。ついでにコアントローの小瓶も買って一応それらしく・・・ハッピーヴァレンタイン!

Saturday, February 11, 2006

お呼ばれディナー


土曜日、志門のデイケアのお友達、ヴィリアム君のファミリー宅へお呼ばれしてきました。
子供たちは一週間、ずっと楽しみにしていたようで、幼稚園でも先生たちにまで話していたようです。
スウェーデンの家庭ではこういうパーティや来客の際に料理を担当するのは男性の役目であることがとても多いです。こちらも例に漏れず、パパであるフレドリックが料理担当。ママのエヴァロッタは掃除、子守及び、最後のコーヒー担当です。
前菜はいろんな野菜のサラダ、ガーリッククリームドレッシング和え。メインは魚のスープ(というか、煮込み)トマトとハーブ風味に黒パンチーズトースト、最後にデザートはイチゴクリームパイ。パイ生地は買ったものでしょうが、焼きたてで美味しかったです。フレドリックは子供たちのために別にミートボールとマッシュポテトまでつくるというスーパー働きぶり。
自立した女性が多いスウェーデン、男性も本当に立派に自立してます。

写真はメインディッシュ。

ママ、エバロッタとヴィリアムの妹、アマリアちゃん。

Friday, February 10, 2006

ついに着工!


前後しますが、2月8日、やっと家の増改築工事が着工しました。家の周りを掘って下水道官の交換などからはじまって、新築部分の基礎工事に入ります。いやあ~庭にでっかいショベルカーはあるし、山のような土は盛ってあるし・・・。本当、いよいよ始まったぞみたいな感じです。5月には新築部分に入居できる予定・・・まだまだ先は長いです。

Thursday, February 09, 2006

スカンジナビアンデザイン


ケイタイのカメラなので非常にクウォリティーが悪いですが、写真少しアップします。
ファニチャーフェアの開催期間、ストックホルムの街にあるデザイン家具のショップたちはこぞってカクテルパーティ兼ショップの内覧会をしました。こうやって見ると、本当にお洒落!ですね。

スカンジナビアンモダンです。でも赤いソファーなんか60年代風。

これはイタリアのKartellのショールーム。フェアに参加してました。

最後に、別件で見に行ったスカンジナビアンモダンのお家。お洒落ですよね。

Tuesday, February 07, 2006

ファニチャーフェア


ストックホルムファニチャーフェア(ストックホルム国際家具見本市)が明日から開催されます。
その前日の今日、メディアのためのイベント2つとカクテルパーティでちょこっとお仕事することになりました。

カクテルパーティ会場で、有名人発見!デザイナーの深澤直人氏でした。 今年の名誉ゲストとしてフェアに招待されて入り口のラウンジをデザインされたそうです。

なんとまだ発売前のauの新型ケイタイをポーズつきで見せてもらいました。蓋を閉じているのに外から電飾が見えるデザインでした。すごい!やっぱり日本のケイタイはどこか違う。 これは特ダネ!!

また朝、会場のホテルに寄った際にも驚くものを発見。

暖炉の前のオブジェ・・・よく見たら、そう、「アスクル」のカタログでした。自社製品にスウェーデンのデザイナーを使っているのだそうで、このイベントの協賛してらっしゃるようです。

ぶら下がっているお花のようなものは紙袋。にょきにょきと生えているは紙コップです。デコレーションはスウェーデン人デザイナーがしたようですが、発想がかなりユニーク。



スカンジナビアンデザインと日本のデザインはどこか似ていると誰もが口を揃えます。

Sunday, February 05, 2006

ベイルートでの攻撃

なんだかこの話題ばかりで恐縮ですが、(すっかりポリティカルなブログになってしまってます・・)
モハメッドの風刺画の問題でとうとうベイルートのデンマーク領事館が攻撃され炎上したそうです。イラクはデンマーク、ノルウェーとの貿易を取りやめました。明日の月曜日、スウェーデンも国としての態度を明確にするそうです。
最近英国のメディアからヨーロッパの動向をかなり詳細にレポートされている小林恭子さんのブログを発見し、色々情報をもらっている。興味ある方は見てください。

Friday, February 03, 2006

デンマーク対イスラム諸国

イスラム教徒の移民が多いスカンジナビアに住んでいるのでこの話題がどうしても気になる。なんといってもデンマークは殆ど陸続きと言っていいほど近いし、言語も殆ど同じだ。
でも移民政策に関してはここ数年両極端といっていいポジションを取っている。スウェーデンに住むイスラム教徒たちは西欧の「表現の自由」を尊重するし、非イスラム教徒がコーランに従わなくてもしかたがないとの見方をしている。ただ、各紙がこぞってモハメッドの風刺画を再掲載するのは明らかに挑発であり許せないとしている。彼らの意見は私としては納得できる。
スウェーデンのメディアは毎日この話題を追っているが今日はこの一大世界的騒ぎに発展した原因である、デンマークのユランズポスト紙の問題の風刺画を書いた画家たちが生命の危険にさらされているとの見出しを発見した。こうなるとどうしてそこまでオオゴトにするのか良く理解できない所もある。騒ぎの要因は風刺画だけにあるとは到底思えない。いずれにしてもなんとかこの騒ぎおさまって欲しい。いつかキリスト教対イスラム教の世界大戦が起こるのでないかと不安に駆られている。

節分


今日は立春、節分です。子供の頃、母の指導の下マメをまき、太巻きをその年の吉方角を向いて「無言で」一本食べるということをした事を覚えています。子供だったのでこの「無言で」「黙って」というのが難しく、妹とこみ上げてくる笑いを抑えながら太巻きをほおばっているお互いの顔を見て噴き出したりしました。
その母から節分の豆が送られてきましたので、今年は初めて節分の豆まきをしました。長男は大喜び、食べ物を投げていいこと自体信じられない様子でおおはしゃぎでした。意味がよくわからない主人に鬼になってもらうのはちょっと無理そうだったので「鬼なし」で決行。次男はワケがわからず、それでも床に散らばった豆の上を踏みながら歩き、感触を楽しんでいた様子。
今年は家の増改築一大プロジェクトもあるし、福がいっぱい来ますようにとお願いしました。

訂正:今、父のブログで節分は立春の前日、つまり明日が立春だとわかりました。う~ん、日本文化、もう少し勉強しなくてはいけません。失礼しました!

Wednesday, February 01, 2006

ネットワーキング


知り合いから誘われていわゆるビジネス・ネットワーキングに入った。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)みたいなものでインターネットにポータルがあってそこに自分のプロフィールやどういう人を探しているか、自分(または自分の会社)は何ができるかみたいなことを書き込み、メンバーならだれでも検索できる。私も趣味みたいなレベルだけれど自分のビジネスをしているので何かの役に立つかなと思って登録してみた。そして自分が知っている人の名前をちょっと検索してみたらいたいた!そのうちの一人曰く、「minako、ストックホルムは小さいのよ、今度オフ会においで、知っている人が絶対いるから」だって。彼女は昔の同僚で今は自分の会社を頑張って経営している。ネットワーキングが上手な人当たりのよい人だ。傘下のウーマンビジネスクラブというのにも入っているらしく今度はそこにも行ってみようということになった。
私はこの国では外人で、そんな大それたレベルの仕事をしているわけでないし、知っているひとなんかいないと思っていたので、ここで知り合いたちを見つけてなんか少し明るい気分になった。もう少し外に出てみようかな・・と思う。

Tuesday, January 31, 2006

検査の結果


18日に受けたマンモグラフィ検査の結果、乳がんの心配はありません。という結果が今日届きました。よかった!です。
49歳になるまで18ヶ月に一回この検査を受けるように、また、万一乳房にしこりを見つけたら即座に医者に相談するようにと書いてあります。 面倒くさいし痛いけど、検査するのはいいことですよね。

Monday, January 30, 2006

宗教とは

少し前にブログ仲間のBambinaさんがダーウィンの進化論とキリスト教の創造説について書かれていたことを思い出す記事を見た。カトリック教国のイタリアで「イエスキリストは教会が考え出した嘘っぱちで教会は国民を欺いた」として教会を相手に裁判を起こした人がいるという内容。
そして最近話題になっているデンマークの新聞がイスラム教の預言者モハメッドの顔を描いたことが引き起こしたイスラム諸国での一大デンマークボイコット運動について。とうとう、デンマークの首相が遺憾を述べ、新聞も謝罪を入れた(記事についてでなく、侮辱したことに対して)そうだが、時すでに遅しのようで各地でデンマークの国旗が焼かれたりしているとか。
日本にいたときには遠いよその国の話だったけれどいろんな宗教が混在するヨーロッパに移住して宗教ってなんだろうと思うことがよくある。基本的には心のよりどころであるはずの宗教が巻き起こす数限りない紛争や災いをみるにつけ、平和とは全く逆の結果を生むなら何のための宗教なんだろう??と思ってしまう。そしていつも無信心にちかい仏教徒でよかった・・なんて思う自分であった。ちょっとセンシティブな話題だったかしらん?

Sunday, January 29, 2006

初めてのお買い物


息子No.1は土曜日、お友達のエリック君のお誕生日会にお呼ばれした。エリックのプレゼントにと息子はレゴの救急車を選び、嬉しそうに手に持って出かけていった。お誕生日会が終わってパパが迎えに行くと息子はその自分がプレゼントしたレゴを途中まで作っているところだった。帰り道、どうしてもあの救急車が欲しいということになり、ではいままでおじいちゃんやパパ、ママにちょこちょこもらった小銭を貯めた貯金箱のお金で買いなさいということになった。
そうして5歳の息子は生まれて初めて自分のお金で買い物をすることになったのだった。
お友達にもらってから一度も使ったことのなかったバットマンのお財布にきっかりの小銭を入れていざおもちゃ屋さんへ。「自分で買う!」とキャッシャーへ向かい、カウンターで背伸びをしながらお財布をひっくり返し、中の小銭をじゃらじゃらと出した。キャッシャーのお姉さんはこらえきれずに微笑みをたたえながら応対してくれた。
家に戻って早速組み立てに入り、黙々と自分ひとりですべて完成させ本当に嬉しそうに長い間遊んでいた。
なんか自分の息子も大きくなったなあと感慨深い出来事だった。

Wednesday, January 25, 2006

未来への遺産がPCで見れる?!


多くの海外在住者のうちにある日本のテレビを見れる環境というのが我が家にはない。
子供のビデオなど、日本の家族に録画してもらって送ってもらうという超・手間ヒマかかる原始的な方法でしのいでいる。
そんな私が今日、信じられないくらい嬉しいニュースを入手した。なんとNHKの「プロジェクトX」や「未来への遺産」が無料でパソコンで見れるというではないか!!
早速USENのパソコンテレビgyaoとやらに登録して無料配信を見ようと思ったら・・・ エラーメッセージとともに「本サービスは日本国内限定となっております。海外在住の方にはご利用いただけません。何卒、ご了承ください。」だって!!!! ケチ過ぎる!確かに海外在住者はUSENのブロードバンドに入る可能性もないし、お客様になる可能性がないから、サービスする必要はないのかもしれないけど・・・CMで運営しているなら海外に住んでてもお客になる可能性あるのではないでしょうか??ひどすぎる・・・。ほんと、大喜びした私がバカでした。

Monday, January 23, 2006

極寒のドライブ


週末は旦那様のお里に彼の兄と姉の誕生日を祝いに帰っていました。我々はストックホルムにいますが、彼らはここから400キロも離れたところに住んでいます。そこで家族のイベントがあるたびに我々はこの400キロの道のりを車を飛ばして帰省するわけです。電車のほうがいいのでないかと思われる方も多いかもしれませんが、ここは北の果ての人口密度の低い国。電車よりもハイウェイの方が整備されているので子連れの旅には便利で早いわけです。たしかにスウェーデンのハイウェイは無料の上道も広く、快適です。しかし、最近のスウェーデンはかなり気温が低い。雪が降るともう怖い!運転しながら車のメータを見たらなんとマイナス17度。塩をまいてもマイナス8度までしか効きません。大体マイナス10度とかで車のエンジンがかかるなんてこちらにくるまで信じられなかったし、ハンドル握りながらこれって現実??と思ってしまいました。結局安全運転して滑ることもなく無事に帰ってきました。
いやはや、本当にすごいところへ嫁いできてしまったわい。
(写真は義父母の真冬のサマーハウス。義父手作りの橋がなんとなく日本風でしょう?)
お天気がいいと美しいのですが・・。

Friday, January 20, 2006

ホリエモンの最後


ライブドア社の粉飾決算騒動はなんとスウェーデンの経済誌「Affars Varlden(ビジネス界)」のインターネット版にまで登場しました。
タイトルは ”堕ちたアイドル―日本のITグル(導師)、ポップ歌手デビューならず”です。東大中退、30歳で8千7百万ドルの資産、政治家として立候補してみたり、ヴァージングループのリチャード・ブランソンと同じく宇宙旅行の商売計画をだすなどしていたと細かく書かれています。
最後のオチは自分のバンドと一緒に歌手デビューする予定だったが、レコード会社からもう無理だろうと言われているなんて感じでした。
ホリエモンはもう立ち直れませんよね。 何が悲しいって会社を一気に成長させ、一躍有名人になるにはやっぱり法に触れるようなことしなくちゃいけないのか・・・・・と思わせることですよね。本当に情けない。またITバブル直後のようになるのかと思うとこの方が起こした騒動の数々と責任は経済界にとってかなりの痛手、責任は重大ですよね。

Wednesday, January 18, 2006

マンモグラフィ


私もいよいよ適齢期ということで、乳がん検査のマンモグラフィに行ってきました。日本もスウェーデンも全ての適齢期の女性にマンモグラフィを義務付けることになった国だそうです。
実は私が2月13日からの実地研修する会社はこのマンモグラフィのデジタルバージョンの機械を売っている会社なので私も興味深々生まれて初めてのこの乳房レントゲンとやらにに挑みました。
感想は・・・「痛い!」正直言って痛かった。ものすごい圧力で機械で挟んで撮影するんだもん。検査士曰く、筋肉質の乳房を持っている人は特に痛みを感じるからね・・(それって、つまりおっぱい小さいよってことですよね?)確かに二人の息子に全ての脂肪分は摂られてしまってますから・・・仕方ないですよねえ。

Saturday, January 14, 2006

IKEA


そして14日はIKEAに行ってきました。Kaoluさんのブログにもありますが、IKEAってとにかく安い。スウェーデンでは確かに安かろう、悪かろうみたいなところありますが、床に敷くマットが(織った物で結構いいデザイン)25クローネ、日本円で約375円ですよ!
子供がレストランで食べたミートソースマカロニは子供サイズですが、なんと10クローネ150円!食べ物が高いスウェーデンでは信じられない値段。だからレストランはいつも家族連れでいっぱい。
あと、長男が大好きなキッズルームは大きくてボールの海もあって1.5時間無料で子供を預ってくれる。親たちはIKEAで買い物する時間が長くなり、結局高いものも買って帰る・・というすばらしいビジネスアイデアです。
日本再進出。もうすぐですがどうなるのか・・楽しみです。昔の同僚も何人か働いているイケアジャパンのサイトも要・チェックですよ。

Friday, January 13, 2006

クヌットの日


1月13日はクリスマスから20日たったTjugonde Kunt の日です。このクヌットの日に各家庭ではクリスマスツリーを片付け、クリスマスの飾りをはずします。
我が家も、ウチ中に散らばっていたTomte(トムテ)と呼ばれるサンタのようなものを集め、箱にしまって片付けました。トムテさんたちには来年まで地下の倉庫で休んでいてもらいます。

Thursday, January 12, 2006

増改築着工準備


最近のパパさんは仕事を終えて家に帰ってくると別の仕事が待ち受けているという超・多忙状態。
別の仕事とは我が家の増改築工事着工へ向けての準備作業だ。昔、古い家の改装を自分でやったというだけあり、かなり詳しい。建築士や業者と互角に戦っている。家の増改築はバジェットプランのため、建築事務所に全てを丸投げしないで旦那がプロジェクトマネージャをすることにしたわけだ。
まあ、恐ろしく細かいことにも確固とした意見のある人間なので彼が指揮棒を振るほうが話が早いという側面もあるけれど・・・。
写真は1949年築の家の建設当時の配電図を見ながら電気工事屋に出す指示を纏めているところ。
旦那さん、宜しく頼みます。

Monday, January 09, 2006

学校始まる


クリスマス休暇も開け、今日から学校も始まった。子供たちの保育園もしかり。
学校のレクチャーはなかったけど、グループワークがあった。今回のお題は「新しい会社を興し、ビジネスプラン、マーケティングプランを作る」というもの。一応売りたい商品は決めた。これから競業他社のことや市場のことを調べたり、どうやってマーケティングするか、販売チャネルはどうするかなど決めてゆく。学校のケーススタディだけれど、クラスメートたちは本当に真剣。本当にスウェーデン人ってまじめだなつくづくと思う。
グループ作業室で缶詰になって一生懸命プランを練った私たち。何気に机の上をケイタイのカメラで撮影してみました。真ん中にあるクッキー、ラズベリーのジャムとバニラクリームをサンドしたもの。すっごく美味しいんだわ、これが!

Sunday, January 08, 2006

白玉団子アイス

今日は最近知り合いになった日本人女性Hさんのお宅へちょっとだけお呼ばれしてきました。転勤族のご主人でここ10年はご主人の国であるスウェーデンに落ち着いているものの、二人の息子さんは13歳、10歳になるまで引越しを繰り返し、いろんな国のインターナショナルスクールを転々としたのだそうです。
今もご主人は日本にいるのですが、お子さんの学校のため、Hさんと子供だけでストックホルムに住んでいるとか・・。お子さんは現在歯学部と医学部で勉強中。スウェーデンでは学費がタダなのでこんなことができるからこちらにいるのよ、日本では絶対無理とかおっしゃってました。たしかに日本の私大の医学部なんかに入ったらものすごい金額がかかるはずですよね。
でもこちらでも医学部に入れる人はわずかで、かなり優秀のはずですが・・・。でもスウェーデンの勤務医、歯科医のサラリーは海外に比べると非常に低いのでみな外国に流れ出てしまうとかいう話も聞きます。
話がそれましたが、海外生活、しかも転勤で地方都市に住むことが多かったこの女性は手作りの白玉団子と餡を添えたアイスクリームをご馳走してくださいました。白玉も餡も手作り!美味しかったです。海外の地方都市では日本食なんか手に入らないので自分で作るしかないということでなんでも作るようになったのだそうです。私も海外生活が長くなるときっと日本の味が恋しくてどうしようもなくて手作り・・・なんてことになるのかなあ・・・・。
(とっても美しかった白玉団子の写真は・・撮りそびれましたので今日はノーフォトですみません)

Friday, January 06, 2006

小麦粉ねんど


子供たちの幼稚園が冬休みのため家で遊ぶ時間がたっぷりある。おもちゃに飽きて、外でそり遊びするのにも飽きると、この小麦粉ねんどが役に立つ。
小さいお子さんがいる家庭には本当にお薦め。使う材料は食材なので口にいれても安心、ラップに包んで冷蔵庫にいれておけば数日はもつ。(でもちょっと粘っこくなってしまうけど・・)
でも出来立てはほんわり暖かくやわらかく、触っていると嬉しくなるものです。

<材料>
400cc 小麦粉
200cc 塩
400~500cc 熱湯
大さじ2 食用油
食紅(緑でもいいけど・・) 適量

<作り方>
1.大きなボールに小麦粉と塩をまぜておく
2.熱湯に食紅を入れて色水をつくる
3.粉類の入ったボールに色水(殆ど全部)と食用油を入れる
4.適当な硬さになるよう混ぜる。必要であれば色水を足す。
5.完了!

超・簡単。是非おためしあれ。

Thursday, January 05, 2006

カネルブッレ


今日はお客様が来る予定でしたが、ドタキャンになってしまいました。お客様といえば、お茶。お茶といえば、これ。
カネルブッレと呼ばれるシナモンバンズはスウェーデン人の大好物。お茶の時間になると必ずといっていいほど出てくる代物で、各家庭でもよく焼かれる。我が家の子供たちも大好き。日本人の感覚だとシナモンの香りってどちらかというと大人向け・・みたいに思うけれど、こちらの子供たちはミルク粥やオートミールにもたっぷりとかけるし大好きな味のようだ。
息子と焼いた我が家のカネルブッレ。美味しそうでしょう?

Wednesday, January 04, 2006

鳥の餌場




これはたしか昨日撮った写真ですが・・ 最近とにかく寒い!マイナス15度から10度にもなる。
雪と氷に覆われて野鳥たちの食べるものもなくなってしまうのでこの季節、鳥の餌を庭に出す家庭が多い。我が家も2箇所に餌場を設置して可愛い小鳥たちを愛でることにしました。
この可愛い鳥はTalgoxe(タリイオクセ)といいます。日本語ではジジュウカラかな?アップがピンボケしていてすません・・・。

後ろはリンゴの木。

寒いので思いっきり膨らんでらっしゃいます。でもかわいいね。

Tuesday, January 03, 2006

ストックホルムの新環境税


今日、1月3日から「ストックホルムの挑戦」とでも訳したらいいでしょうか、新しい交通税(環境税)の試験期間(約6ヶ月)が始まりました。ストックホルムのラッシュアワーの渋滞は有名ですが、環境によくないとか、時間、エネルギー、金の無駄ということで市内に入る車全てに通行料が課せられるようになります。
土日、夜間を除き、ラッシュアワーには最高20クローネ(約300円)が課せられますが、このシステムとにかく設置に莫大な費用がかかっているので絶対に元はとれないといわれており、しかも課金ゲートを通ってから5日以内にコンビニ(らしきもの)で支払うなんて信じられないくらい面倒なものでそれがいやなら自動的に課金されるデバイスを車のフロントグラスに付けるというもの。我が家は2台車があるので2台とも申請して設置しましたが、市外で働いているため殆ど使用することはないです。このコストっていったいどのくらいになるのかといえば、3、800ミリオンクローネ(約570億円)を投資して、収入は毎月7,500万クローネ(約11億円)だと市は発表していますが・・ロンドンやシンガポールであるまいし、そんなに収入があるものかなあと少し疑問。あとはシステム管理や支払いの管理にいったいいくらお金がかかっているのかも疑問。
個人的には基本的に地下鉄の便が悪く、地下鉄・バス統一の定期券が月額600クローネ(約9000円)もするのがいけないような気がします。
これで今の与党は野党になるともいわれてます・・。どうなることでしょうね。

Sunday, January 01, 2006

新年おめでとうございます


2005年の大晦日は義理兄家族がメキシコへバケーションに行く途中に我が家に寄ることになり、一緒に新年をお祝いすべく準備が整っていたのですが・・・旦那が熱と吐き気でダウン。これからバケーションの家族にウィルスを渡すのもなんだということで急遽取りやめになり、家族4人だけのひっそりとした年越しになりました。
今の家に越してきて初めての大晦日。こちらの人は打ち上げ花火を盛大にあげるのですが、我が家の周りは結構空き地などがあるためあちらこちらから人が集まり、12時5分前くらいからもう、お昼のように明るくなるくらいの花火で、轟音を立てて家の真上で破裂してるようでした。旦那様はちょっと心配そうでしたが、雪がいっぱい積もっているので火事になることはないだろうと、私は嬉しくておおはしゃぎでした。今年は初めて長男が12時まで起きていられて花火を一緒に楽しみ、病気の旦那のため、シャンパン代わりのシードルで乾杯しました。早い時間に私たちも庭で少し花火をしたのですが、来年からはこのご近所の皆様の大型花火を鑑賞すればいいやということになりました。
2006年もよい年になりますように。本年もどうぞ宜しくお願い致します。
(写真は雪で作った灯篭です。スウェーデン語でスノーリクタといいます。私が大好きな冬の風物詩です。)