Monday, December 24, 2007

ユールトムテン(サンタクロース)


スウェーデンのサンタクロースはユールトムテン(クリスマスのトムテ)と呼ばれます。ちなみにトムテとは北欧の伝説にある不思議な小人のような生き物でお家を守るといわれています。
いずれにしても、スウェーデンのサンタは日本やアメリカのサンタと比べると子供に見破られやすいといえます。なぜならこのユールトムテン、クリスマスパーティの真っ最中にパーティ会場へプレゼントを持って「ここにはいい子がいるかなあ?」とやってくるからです。そして、当然のように真ん中に座り、プレゼントを皆に配るのです。
このトムテンの役、普通はお父さんやおじいさんなどが扮装しています。お父さんやおじいさんはパーティの真っ最中に新聞買いに行くとかなんとか言って外へ出かけてしまうわけです。そして毎年絶対サンタさんい会えないのです。バレバレですよね(笑)。
そこで近所で助け合ってお互いの家庭にサンタ役で出かけたりするのも多いようです。
いずれにしても子供はヒゲに覆われた顔をみてあれ、なんか見覚えあるなあと思うわけです。
ところで今年、我が家の7歳の長男は毎年やってくるトムテンが22歳の従兄弟だとやっと見破りました。いやあ、なぞが解けて彼は本当に嬉しそうでした。

Sunday, December 23, 2007

クリスマスツリー


それぞれの家庭にもよるそうですが、我が家では旦那さんの実家の伝統を引き継ぎクリスマスイブの前の日にツリーを飾ります。スウェーデンでは12月13日まで室内に本物の木のツリーを飾るのでやはりあまり長くは持たないからなのかも知れません。
最近は環境に対する影響が問題になってきているので生の木のツリーを各家庭で飾る伝統はそのうちなくなるのではないかと想像しますが、やはり本物の木から出るほのかな香りはなんともいえません。我が家でも今年もどうしようかといいながら結局生の木を買い求めました。

クリスマスイブの明日の朝、このツリーに下に山積みになったプレゼントをあけることが子供たちにとって年に一度のとっておきの楽しみなのです。明日は早起きされそう・・・・・・。

Saturday, December 15, 2007

第3アドベント


師走とはよく言ったもので12月は本当にあっという間に過ぎてしまうように思います。
スウェーデンではクリスマスの日曜日から数えて4週間前からアドベントといういわゆるクリスマスを「待ち望む」時期に入るのです。そして12月15日はすでに第3アドベント。3本目のろうそくに火をつけました―つまり、クリスマスまであと一週間ということ。うーん、信じられないぞ。
一年で一番暗いこの時期。朝は9時ごろからやっと明るくなり、午後3時にはすでに暗くなります。スウェーデン人は明るさと暖かさをくれるろうそくをあちこちに置いてこの時期をしのぐのですが、それって無理もないですよね。

Thursday, December 13, 2007

ルシア祭

今年もやってきました。光の聖人、ルシアさま。
詳しくは去年のポストを見てください。
3歳の息子の幼稚園では外気温マイナス3度のお庭でお歌のお披露目がありました。
八つ墓村状態の女の子たちが聖人、ルシアに扮しています。ジンジャークッキーボーイ(ガールも)も人気です。それにしても寒かった。各自ピクニック持参でしたが、あまりに寒くてすぐに退散しました。