Thursday, June 29, 2006

満開!


ご存知の通り、家の増改築で今年はどこにもいけず、お庭の手入れも一切していない状態なのですが、前の家の持ち主がお庭を上手にアレンジしてくれていたおかげで(最後1~2年は高齢のため、手入れできなかったようですが)まったく何もしていないのにこんなにお花が咲いてくれました。
ずっとアパートメント育ちでお庭の手入れなどまったくわからない私ですが、義母に助けてもらいながらなんとかこなしています。スウェーデン語ではこういうお花や庭の手入れが上手な人を「緑の指」を持っているといいます。緑の指を授かることはないと思いますが最低限のことはできるようにしたいなと・・・思っています。

Wednesday, June 28, 2006

鹿さん


家は別にそんなに田舎にあるわけではないのですが(スウェーデン平均として)、野生の動物が庭に現れることがよくあります。
この鹿さんはかなりのツワモノでガラスの内側が見えなかったのだとは思いますが、カメラを撮りにいっても、子供たちが騒いでもどっしり座って草を召し上がっていました。
う~ん、かわいいけど、庭の花や木を食べるので害獣なのです。 まあ、この写真を撮ったのは夜9時ごろだったし、夏は夜も明るくて動物たちも身を隠すのが大変なのだと想像できます。

まるで動物園?

え?なに?

Friday, June 23, 2006

夏至祭


今日は夏至祭の日。
スウェーデンはどこもかしこもお祭り騒ぎです。街は本当に空っぽ。皆サマーハウスなどへ出かけ、一年で一番日照時間が長いこの日をお祝いします。
私としては明日からすでに昼が短くなるのか??と思うと少々気が滅入るのですが、まあ、実際は8月いっぱいくらいまでは夜でも明るく文句を言うほどのことではありません。
この夏至祭、何をするかというと、まず、民族衣装をまとった人が歌と踊りを披露し、子供たちは頭に野花でつくった冠をつけ、マイストング(メイ・ポール)と呼ばれるポールの周りを輪になって踊り、シルと呼ばれる鰊の酢漬けと新じゃがが欠かせない食卓を囲み、歌いながらスナップスという、極度にアルコール度の高いお酒をビールを交えながら飲んで酔っ払い、気の許せる友人や家族、親族と歌を歌いながら飲み続けるという・・・日です。
なんか、スウェーデン人ってイベントとなると飲んでるんですが・・。
われわれは今年はストックホルムに残って、友人であるSファミリーのお宅でお祝いしました。家から近いので自転車でお出かけでした。
この皆が待ちわびる夏至祭の日はお天気が悪いことでも有名。今年も雨が降ったり、日が照ったりの不安定な一日でした。
写真はSファミリーの住む町の夏至祭イベントの様子です。

Thursday, June 22, 2006

ユールゴーデン


下の投稿のユニバッケンのある島、ユールゴーデンは今の季節、観光客であふれています。
この日も、いろんな国の言葉が聞こえていました。対岸にある古くてゴージャスなアパートが立ち並ぶのはストランドベーゲンという通りでストックホルムで最高の(つまり、高い?)住所です。
お天気がよかったのでカヌーを借りて水上散歩をしている観光客もいました。

瑞ピッピ vs 日ピッピ


あっという間に数日前の出来事になってしまいましたが、日本からピッピがやってくるという内輪のインフォをもらってユニバッケンという子供用、おとぎの国テーマパークへ行ってきました。
このユニバッケンはアストリッド・リンドグレンの童話の主人公たちをモチーフにしたおとぎの国列車で有名です。長男は怖がっていやがっていたのですが、今回は見事にがんばりとおしました。が、次男は怖かったらしく大泣き、、、内部がかなり暗く、おおきなねずみがいたり、ドラゴンがいたりするので怖かっのでしょう。ごめんねえ。
アストリッド・リンドグレンといえば、長靴下のピッピ。この日もピッピのショーがありました。そのあと、日本からやってきた篠原トモエさん扮するピッピが登場し子供たちに「ぴっぴ~」と日本式のポーズを一緒にやってもらい、カメラに収まっていました。日本でのミュージカルのプロモ用マテリアル撮影のようでした。担当の方は某局の朝の番組でも使われるともいっていました。
私の仕事でなくてちょっと残念でしたが・・。まあ、それはよしとして、やはり日本語では子供たちとなかなかコミュニケーションできなくて難しそうでしたが、日本のピッピ、一生懸命がんばっていました。

上がスウェーデン式ピッピ。


そしてこちらが日本式ピッピの「ぴっぴ~」ポーズ。

Friday, June 16, 2006

ラバルブパイ


ブログ仲間のBusukeさんと約束した(?)、我が家の庭に生えているラバルブの写真です。 これが結構巨大になります。

近くで見ると・・ こういう感じ



そしてそれをラバルブパイにしたもの。ちょっと焦げてます・・・すみません。


このパイはパイ生地を粉々にしたものを上にかけてオーブンに入れるという、超・簡単レシピ。
すっぱいラバルブは生クリームやカスタードクリーム、またはバニラアイスクリームなどと一緒にいただきます。

硬いアイスで妙な形・・。

Tuesday, June 13, 2006

真夏!


このところ信じられないくらい暑い。昨日の日中の気温は30度を超えたらしく、74年(だったと思う)以来の記録らしい。ここまで暑くなるとエアコンなどは存在しないスウェーデンの家ではやはり窓を開けっぱなしてもちょっと汗ばんだりする。だから皆外の木陰で涼をとったりする。湿度が低いので陰にはいると涼しく感じるが、さすがに30度近くになるとそれでもボワッと暑かったりしてすっかりリゾート気分。
でも次男坊はどうもまた風邪を引いたらしく熱が少しあったので保育園は休んでいる。その彼をつれて学校に行ったついでにストックホルムの北にある「パンパス・マリーナ」でお散歩した。なんかまるで南欧のリゾートの雰囲気。携帯の写真なのでうまく写ってないけれど、本当にぎらぎらと照りつける太陽と白いボートたちはすっかり海辺のリゾートでだった。

驚くなかれ、後ろの茶色いボート?は住宅です。

ここにも後方に家ボートが。

Friday, June 09, 2006

ライラックの香り


Syren(シレーン、英語ではライラック)の季節。私はこの花が大好きです。
我が家のお庭にも淡い紫と白い花をつける2種類が何本かあり、この季節にはなんともいえないいい香りを放ってくれます。
木が庭の隅っこにあるので香りがテーブルまで届かない・・・ちょっと枝を切って花瓶に生けてみました。家の中にも飾り、その香りにうっとり・・・。
う~ん、し・あ・わ・せ。

Thursday, June 08, 2006

イケアで買ったもの

いやはや、どうも更新が途絶えがちで・・・すみません。今日はブログ仲間のフロリダの風さんからのコメントにお応えして・・・。2度目の正直の日本進出も果たしたインテリアの巨人、IKEAのお店に行くと、つい、買わなくてもいいものまで買ってかえってしまうので本当に困りものです。IKEAのビジネスアイデアってそれ自体が非常に画期的でしたが、いまや、世界中に店を構えているまさに巨人なので扱っている品物の量が半端でない。そして品質はまあまあでもデザインと値段で完全に勝負できます。それはいいとして、ここがすごいなと思うのはいろいろな小さなコツというか、トリックで顧客の購買意欲を掻き立てるそのやり方でしょう。

1.買い物袋。通常、買い物籠は店の入り口に積んである。店の真ん中まできて、「あ、やっぱり籠がいるわ」と思ってもまた入り口まで引き返すのが面倒で買うのをやめたりする。だから、IKEAではお店の中のありとあらゆるところに買い物籠(袋)が置いてあり、最初は買わないつもりだった客もつい・・・商品に手をだす。

2.子供の遊び場、安くてもまずくないレストラン、5クローネ(75円)のホットドック。IKEAで一日過ごし、ランチもし、子供も遊ばせて小腹がすいたらホットドック。とにかく長い時間客を店内に留めるコツがいっぱい。すると、やっぱり目に入るものも多くなり、つい商品に手を出す。

3.3ヶ月の返品保証期間。どうしようかな・・と迷っても、3ヶ月という長い返品期間を思い、まあ、とりあえず買ってもって帰ろう・・・ということになる。そしてこの返品保証はかなり簡単で包装があけられていても使っていないなと担当者が判断すればその場で返金される。でも客は返品しに行っても、まあせっかくきたんだから・・とまた別の買い物をしたりする。もちろん、一度持ち帰ると面倒で返品しに行くのをやめてしまうケースもある。

こうやって書くとなにかひどい会社みたいですが、これは単に本当に商売上手だなあという感心の気持ちです。 さて、我々が必要があったわけでないのに買ってしまったのが、上のろうそく立て。鋳物でシンプルでどこにでも合うかなと思わせることとひとつたったの9クローネ(約135円)という値段。つい買ってしまいますよね。



そしてこの布。かなり大きな柄です。新しくできる階段の踊り場というかホールの古い壁紙を変えれるまで時間がかかりそうなので垂れ幕のようにしてこの布で隠そうという魂胆。
でも、やっぱりイケアに行くのをやめるのは難しいです。

Tuesday, June 06, 2006

スウェーデン建国記念日


今日はスウェーデンのNational Day、建国記念日とでも訳すのでしょうか? 元々は国旗の日だったのを国のお祝いの日として一昨年あたりから休日にまでランクアップしてがんばって国民の愛国心を煽ろうとしています。これは多分、お隣のノルウェーがスウェーデンからの独立記念日、5月17日を盛大に祝うのを横目にみながら同じような日がないのを悔しく思っていたからでしょう。
ストックホルムではパレードや大きなイベントなどがありましたが、我が家は隣町まででかけて大型室内プールの施設とIKEAでのショッピングという建国記念日とはまったく関係ない過ごし方をしました。
連休だったのでもっぱら大工仕事にかかりっきりだった主人の子供たちへのお詫びです。
でもストックホルムの街中では超・左翼が右翼のマーチを妨害しようと暴力沙汰になり、許可なしでデモンストレーションした左翼350人が拘引されたとか・・・怖いぞう。物騒な世の中ですなあ。
イギリスからの観光客はテレビのインタビューでそもそも国のお祝いの日があるだけうらやましい、アイリッシュもスコティッシュもあるけど、イングリッシュにはないんだよ。なんて答えていました。