Tuesday, January 31, 2006

検査の結果


18日に受けたマンモグラフィ検査の結果、乳がんの心配はありません。という結果が今日届きました。よかった!です。
49歳になるまで18ヶ月に一回この検査を受けるように、また、万一乳房にしこりを見つけたら即座に医者に相談するようにと書いてあります。 面倒くさいし痛いけど、検査するのはいいことですよね。

Monday, January 30, 2006

宗教とは

少し前にブログ仲間のBambinaさんがダーウィンの進化論とキリスト教の創造説について書かれていたことを思い出す記事を見た。カトリック教国のイタリアで「イエスキリストは教会が考え出した嘘っぱちで教会は国民を欺いた」として教会を相手に裁判を起こした人がいるという内容。
そして最近話題になっているデンマークの新聞がイスラム教の預言者モハメッドの顔を描いたことが引き起こしたイスラム諸国での一大デンマークボイコット運動について。とうとう、デンマークの首相が遺憾を述べ、新聞も謝罪を入れた(記事についてでなく、侮辱したことに対して)そうだが、時すでに遅しのようで各地でデンマークの国旗が焼かれたりしているとか。
日本にいたときには遠いよその国の話だったけれどいろんな宗教が混在するヨーロッパに移住して宗教ってなんだろうと思うことがよくある。基本的には心のよりどころであるはずの宗教が巻き起こす数限りない紛争や災いをみるにつけ、平和とは全く逆の結果を生むなら何のための宗教なんだろう??と思ってしまう。そしていつも無信心にちかい仏教徒でよかった・・なんて思う自分であった。ちょっとセンシティブな話題だったかしらん?

Sunday, January 29, 2006

初めてのお買い物


息子No.1は土曜日、お友達のエリック君のお誕生日会にお呼ばれした。エリックのプレゼントにと息子はレゴの救急車を選び、嬉しそうに手に持って出かけていった。お誕生日会が終わってパパが迎えに行くと息子はその自分がプレゼントしたレゴを途中まで作っているところだった。帰り道、どうしてもあの救急車が欲しいということになり、ではいままでおじいちゃんやパパ、ママにちょこちょこもらった小銭を貯めた貯金箱のお金で買いなさいということになった。
そうして5歳の息子は生まれて初めて自分のお金で買い物をすることになったのだった。
お友達にもらってから一度も使ったことのなかったバットマンのお財布にきっかりの小銭を入れていざおもちゃ屋さんへ。「自分で買う!」とキャッシャーへ向かい、カウンターで背伸びをしながらお財布をひっくり返し、中の小銭をじゃらじゃらと出した。キャッシャーのお姉さんはこらえきれずに微笑みをたたえながら応対してくれた。
家に戻って早速組み立てに入り、黙々と自分ひとりですべて完成させ本当に嬉しそうに長い間遊んでいた。
なんか自分の息子も大きくなったなあと感慨深い出来事だった。

Wednesday, January 25, 2006

未来への遺産がPCで見れる?!


多くの海外在住者のうちにある日本のテレビを見れる環境というのが我が家にはない。
子供のビデオなど、日本の家族に録画してもらって送ってもらうという超・手間ヒマかかる原始的な方法でしのいでいる。
そんな私が今日、信じられないくらい嬉しいニュースを入手した。なんとNHKの「プロジェクトX」や「未来への遺産」が無料でパソコンで見れるというではないか!!
早速USENのパソコンテレビgyaoとやらに登録して無料配信を見ようと思ったら・・・ エラーメッセージとともに「本サービスは日本国内限定となっております。海外在住の方にはご利用いただけません。何卒、ご了承ください。」だって!!!! ケチ過ぎる!確かに海外在住者はUSENのブロードバンドに入る可能性もないし、お客様になる可能性がないから、サービスする必要はないのかもしれないけど・・・CMで運営しているなら海外に住んでてもお客になる可能性あるのではないでしょうか??ひどすぎる・・・。ほんと、大喜びした私がバカでした。

Monday, January 23, 2006

極寒のドライブ


週末は旦那様のお里に彼の兄と姉の誕生日を祝いに帰っていました。我々はストックホルムにいますが、彼らはここから400キロも離れたところに住んでいます。そこで家族のイベントがあるたびに我々はこの400キロの道のりを車を飛ばして帰省するわけです。電車のほうがいいのでないかと思われる方も多いかもしれませんが、ここは北の果ての人口密度の低い国。電車よりもハイウェイの方が整備されているので子連れの旅には便利で早いわけです。たしかにスウェーデンのハイウェイは無料の上道も広く、快適です。しかし、最近のスウェーデンはかなり気温が低い。雪が降るともう怖い!運転しながら車のメータを見たらなんとマイナス17度。塩をまいてもマイナス8度までしか効きません。大体マイナス10度とかで車のエンジンがかかるなんてこちらにくるまで信じられなかったし、ハンドル握りながらこれって現実??と思ってしまいました。結局安全運転して滑ることもなく無事に帰ってきました。
いやはや、本当にすごいところへ嫁いできてしまったわい。
(写真は義父母の真冬のサマーハウス。義父手作りの橋がなんとなく日本風でしょう?)
お天気がいいと美しいのですが・・。

Friday, January 20, 2006

ホリエモンの最後


ライブドア社の粉飾決算騒動はなんとスウェーデンの経済誌「Affars Varlden(ビジネス界)」のインターネット版にまで登場しました。
タイトルは ”堕ちたアイドル―日本のITグル(導師)、ポップ歌手デビューならず”です。東大中退、30歳で8千7百万ドルの資産、政治家として立候補してみたり、ヴァージングループのリチャード・ブランソンと同じく宇宙旅行の商売計画をだすなどしていたと細かく書かれています。
最後のオチは自分のバンドと一緒に歌手デビューする予定だったが、レコード会社からもう無理だろうと言われているなんて感じでした。
ホリエモンはもう立ち直れませんよね。 何が悲しいって会社を一気に成長させ、一躍有名人になるにはやっぱり法に触れるようなことしなくちゃいけないのか・・・・・と思わせることですよね。本当に情けない。またITバブル直後のようになるのかと思うとこの方が起こした騒動の数々と責任は経済界にとってかなりの痛手、責任は重大ですよね。

Wednesday, January 18, 2006

マンモグラフィ


私もいよいよ適齢期ということで、乳がん検査のマンモグラフィに行ってきました。日本もスウェーデンも全ての適齢期の女性にマンモグラフィを義務付けることになった国だそうです。
実は私が2月13日からの実地研修する会社はこのマンモグラフィのデジタルバージョンの機械を売っている会社なので私も興味深々生まれて初めてのこの乳房レントゲンとやらにに挑みました。
感想は・・・「痛い!」正直言って痛かった。ものすごい圧力で機械で挟んで撮影するんだもん。検査士曰く、筋肉質の乳房を持っている人は特に痛みを感じるからね・・(それって、つまりおっぱい小さいよってことですよね?)確かに二人の息子に全ての脂肪分は摂られてしまってますから・・・仕方ないですよねえ。

Saturday, January 14, 2006

IKEA


そして14日はIKEAに行ってきました。Kaoluさんのブログにもありますが、IKEAってとにかく安い。スウェーデンでは確かに安かろう、悪かろうみたいなところありますが、床に敷くマットが(織った物で結構いいデザイン)25クローネ、日本円で約375円ですよ!
子供がレストランで食べたミートソースマカロニは子供サイズですが、なんと10クローネ150円!食べ物が高いスウェーデンでは信じられない値段。だからレストランはいつも家族連れでいっぱい。
あと、長男が大好きなキッズルームは大きくてボールの海もあって1.5時間無料で子供を預ってくれる。親たちはIKEAで買い物する時間が長くなり、結局高いものも買って帰る・・というすばらしいビジネスアイデアです。
日本再進出。もうすぐですがどうなるのか・・楽しみです。昔の同僚も何人か働いているイケアジャパンのサイトも要・チェックですよ。

Friday, January 13, 2006

クヌットの日


1月13日はクリスマスから20日たったTjugonde Kunt の日です。このクヌットの日に各家庭ではクリスマスツリーを片付け、クリスマスの飾りをはずします。
我が家も、ウチ中に散らばっていたTomte(トムテ)と呼ばれるサンタのようなものを集め、箱にしまって片付けました。トムテさんたちには来年まで地下の倉庫で休んでいてもらいます。

Thursday, January 12, 2006

増改築着工準備


最近のパパさんは仕事を終えて家に帰ってくると別の仕事が待ち受けているという超・多忙状態。
別の仕事とは我が家の増改築工事着工へ向けての準備作業だ。昔、古い家の改装を自分でやったというだけあり、かなり詳しい。建築士や業者と互角に戦っている。家の増改築はバジェットプランのため、建築事務所に全てを丸投げしないで旦那がプロジェクトマネージャをすることにしたわけだ。
まあ、恐ろしく細かいことにも確固とした意見のある人間なので彼が指揮棒を振るほうが話が早いという側面もあるけれど・・・。
写真は1949年築の家の建設当時の配電図を見ながら電気工事屋に出す指示を纏めているところ。
旦那さん、宜しく頼みます。

Monday, January 09, 2006

学校始まる


クリスマス休暇も開け、今日から学校も始まった。子供たちの保育園もしかり。
学校のレクチャーはなかったけど、グループワークがあった。今回のお題は「新しい会社を興し、ビジネスプラン、マーケティングプランを作る」というもの。一応売りたい商品は決めた。これから競業他社のことや市場のことを調べたり、どうやってマーケティングするか、販売チャネルはどうするかなど決めてゆく。学校のケーススタディだけれど、クラスメートたちは本当に真剣。本当にスウェーデン人ってまじめだなつくづくと思う。
グループ作業室で缶詰になって一生懸命プランを練った私たち。何気に机の上をケイタイのカメラで撮影してみました。真ん中にあるクッキー、ラズベリーのジャムとバニラクリームをサンドしたもの。すっごく美味しいんだわ、これが!

Sunday, January 08, 2006

白玉団子アイス

今日は最近知り合いになった日本人女性Hさんのお宅へちょっとだけお呼ばれしてきました。転勤族のご主人でここ10年はご主人の国であるスウェーデンに落ち着いているものの、二人の息子さんは13歳、10歳になるまで引越しを繰り返し、いろんな国のインターナショナルスクールを転々としたのだそうです。
今もご主人は日本にいるのですが、お子さんの学校のため、Hさんと子供だけでストックホルムに住んでいるとか・・。お子さんは現在歯学部と医学部で勉強中。スウェーデンでは学費がタダなのでこんなことができるからこちらにいるのよ、日本では絶対無理とかおっしゃってました。たしかに日本の私大の医学部なんかに入ったらものすごい金額がかかるはずですよね。
でもこちらでも医学部に入れる人はわずかで、かなり優秀のはずですが・・・。でもスウェーデンの勤務医、歯科医のサラリーは海外に比べると非常に低いのでみな外国に流れ出てしまうとかいう話も聞きます。
話がそれましたが、海外生活、しかも転勤で地方都市に住むことが多かったこの女性は手作りの白玉団子と餡を添えたアイスクリームをご馳走してくださいました。白玉も餡も手作り!美味しかったです。海外の地方都市では日本食なんか手に入らないので自分で作るしかないということでなんでも作るようになったのだそうです。私も海外生活が長くなるときっと日本の味が恋しくてどうしようもなくて手作り・・・なんてことになるのかなあ・・・・。
(とっても美しかった白玉団子の写真は・・撮りそびれましたので今日はノーフォトですみません)

Friday, January 06, 2006

小麦粉ねんど


子供たちの幼稚園が冬休みのため家で遊ぶ時間がたっぷりある。おもちゃに飽きて、外でそり遊びするのにも飽きると、この小麦粉ねんどが役に立つ。
小さいお子さんがいる家庭には本当にお薦め。使う材料は食材なので口にいれても安心、ラップに包んで冷蔵庫にいれておけば数日はもつ。(でもちょっと粘っこくなってしまうけど・・)
でも出来立てはほんわり暖かくやわらかく、触っていると嬉しくなるものです。

<材料>
400cc 小麦粉
200cc 塩
400~500cc 熱湯
大さじ2 食用油
食紅(緑でもいいけど・・) 適量

<作り方>
1.大きなボールに小麦粉と塩をまぜておく
2.熱湯に食紅を入れて色水をつくる
3.粉類の入ったボールに色水(殆ど全部)と食用油を入れる
4.適当な硬さになるよう混ぜる。必要であれば色水を足す。
5.完了!

超・簡単。是非おためしあれ。

Thursday, January 05, 2006

カネルブッレ


今日はお客様が来る予定でしたが、ドタキャンになってしまいました。お客様といえば、お茶。お茶といえば、これ。
カネルブッレと呼ばれるシナモンバンズはスウェーデン人の大好物。お茶の時間になると必ずといっていいほど出てくる代物で、各家庭でもよく焼かれる。我が家の子供たちも大好き。日本人の感覚だとシナモンの香りってどちらかというと大人向け・・みたいに思うけれど、こちらの子供たちはミルク粥やオートミールにもたっぷりとかけるし大好きな味のようだ。
息子と焼いた我が家のカネルブッレ。美味しそうでしょう?

Wednesday, January 04, 2006

鳥の餌場




これはたしか昨日撮った写真ですが・・ 最近とにかく寒い!マイナス15度から10度にもなる。
雪と氷に覆われて野鳥たちの食べるものもなくなってしまうのでこの季節、鳥の餌を庭に出す家庭が多い。我が家も2箇所に餌場を設置して可愛い小鳥たちを愛でることにしました。
この可愛い鳥はTalgoxe(タリイオクセ)といいます。日本語ではジジュウカラかな?アップがピンボケしていてすません・・・。

後ろはリンゴの木。

寒いので思いっきり膨らんでらっしゃいます。でもかわいいね。

Tuesday, January 03, 2006

ストックホルムの新環境税


今日、1月3日から「ストックホルムの挑戦」とでも訳したらいいでしょうか、新しい交通税(環境税)の試験期間(約6ヶ月)が始まりました。ストックホルムのラッシュアワーの渋滞は有名ですが、環境によくないとか、時間、エネルギー、金の無駄ということで市内に入る車全てに通行料が課せられるようになります。
土日、夜間を除き、ラッシュアワーには最高20クローネ(約300円)が課せられますが、このシステムとにかく設置に莫大な費用がかかっているので絶対に元はとれないといわれており、しかも課金ゲートを通ってから5日以内にコンビニ(らしきもの)で支払うなんて信じられないくらい面倒なものでそれがいやなら自動的に課金されるデバイスを車のフロントグラスに付けるというもの。我が家は2台車があるので2台とも申請して設置しましたが、市外で働いているため殆ど使用することはないです。このコストっていったいどのくらいになるのかといえば、3、800ミリオンクローネ(約570億円)を投資して、収入は毎月7,500万クローネ(約11億円)だと市は発表していますが・・ロンドンやシンガポールであるまいし、そんなに収入があるものかなあと少し疑問。あとはシステム管理や支払いの管理にいったいいくらお金がかかっているのかも疑問。
個人的には基本的に地下鉄の便が悪く、地下鉄・バス統一の定期券が月額600クローネ(約9000円)もするのがいけないような気がします。
これで今の与党は野党になるともいわれてます・・。どうなることでしょうね。

Sunday, January 01, 2006

新年おめでとうございます


2005年の大晦日は義理兄家族がメキシコへバケーションに行く途中に我が家に寄ることになり、一緒に新年をお祝いすべく準備が整っていたのですが・・・旦那が熱と吐き気でダウン。これからバケーションの家族にウィルスを渡すのもなんだということで急遽取りやめになり、家族4人だけのひっそりとした年越しになりました。
今の家に越してきて初めての大晦日。こちらの人は打ち上げ花火を盛大にあげるのですが、我が家の周りは結構空き地などがあるためあちらこちらから人が集まり、12時5分前くらいからもう、お昼のように明るくなるくらいの花火で、轟音を立てて家の真上で破裂してるようでした。旦那様はちょっと心配そうでしたが、雪がいっぱい積もっているので火事になることはないだろうと、私は嬉しくておおはしゃぎでした。今年は初めて長男が12時まで起きていられて花火を一緒に楽しみ、病気の旦那のため、シャンパン代わりのシードルで乾杯しました。早い時間に私たちも庭で少し花火をしたのですが、来年からはこのご近所の皆様の大型花火を鑑賞すればいいやということになりました。
2006年もよい年になりますように。本年もどうぞ宜しくお願い致します。
(写真は雪で作った灯篭です。スウェーデン語でスノーリクタといいます。私が大好きな冬の風物詩です。)